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初めての出会い VOL.1

僕等が禾苗刺繍学校を訪れると、子供達はいつも最高の笑顔で、元気と勇気、そして愛を与えてくれます。 この感動は、僕等だけでなく、子供達のサポートをして下さっている里親の皆さん、一般会員の皆さんと共有すべきものだと ずっと思っていました。 そして子供達も皆、里親の皆さんにとても会いたがっています。 その想いが募り、今回初めて里親さんが刺繍学校を訪問する旅を企画させて頂きました。

遠路遥々日本からご参加頂いた里親さんはお二人。   東京からおみえ頂いた里親さんは、以前ご主人のお仕事で1年半程上海に住まれていた中国通。  北海道から名古屋を経由して北京までお越し頂いた里親さんは、お一人で初めての中国へ。 前日は少し緊張されて寝付かれなかったとか。僕等もです。  お二人の里親さん、そして北京からは瑞のお友達二人と我々、貴陽からは山ちゃん先生が参加し、6人の美女と 一人のおやじ(幸せだにゃ~)、珍道中のはじまりはじまりー。

7月8日(金)

北京のホテルを朝7時に出発。 1時間遅れで飛んだ飛行機が貴陽に到着したのはお昼の12時。 そこで山ちゃん先生と合流し(1時間、お待たせー!)、台江から迎えに来てくれた車で凱里へ。  運転手は黒歌(黒い兄貴の意)、色が黒いのでこの名で呼ばれている、とても運転の上手な苗族。

凱里のホテルに到着したのは午後2時半頃。天気はそれほど暑くなく、うんうん幸先良いって感じ~。 少し、お休み頂き4時から行動開始! 凱里の老街へ。

凱里の老街
凱里の老街
銀細工屋さん
銀細工屋さん

ここはこの10年、急激に変わり果ててしまった凱里でも、昔ながらの佇まいを残した通り。竹篭を売る店、炭を売る店、壷を売る店、銀製品を売る店が軒を並べる。

女性陣はすっかり美しい手作りの銀製品に惹かれた様だった。

銀細工屋の老板娘
銀細工屋の老板娘

 

 

写真に大喜び!
写真に大喜び!

このお店で使っていた椅子も5元でゲット♪ 今は日本でかわいがってもらっている事でしょう。

夕食はたまたま凱里に帰って来ていた、北京刺繍鑑賞会の張老師や苗族北京組(大竜、小姜家族)、そして日本語の上手なツアコンの熊さん(この地域で大変有名)、多くの苗族仲間と酸湯鶏の鍋を囲みました。ビールでかんぱーい!
里親さん、初めて食べた苗(ミャオ)料理。お味は如何? ガンボンガンボン。皆さんに大好評でした!
で、ここは義理堅い大竜(以前、お見合いをセットしたが、上手くいかず・・・いい奴なんです!どなたか良い方いらっしゃれば~♪ちなみに左から3番目)がご馳走してくれました。ありがとう。

集合~
集合~

食後は、皆で苗さん宅を訪問し、刺繍談義に花を咲かせました♪素敵な苗刺繍に囲まれ、あっという間の3時間、幸せなひと時を過ごしたのでした。
おやふみなさ~い。