旧里親制度
本制度は2012年4月までに里親制度にお申し込み頂いた方向けの規約等です。
現在は、新里親制度(準・教育里親)にて運営をしております。
新里親制度はこちらから御覧下さい。皆様のご協力に感謝致します。
皆さんは素晴らしい伝統民芸である「苗(ミャオ)刺繍」をご存じでしょうか?
この見事な手わざが、後継者不足により伝承の危機に直面しています。
この美しい技を、皆の力で後世に繋いでゆきましょう。
- 教育里親会員 1口 30,000円 /年(12回分) ※中・長期でサポート頂ける方。
- 一般 会員 1口 2,000円 /年( 4回分)
- 中国語の翻訳ボランティアさん随時募集中!!
非営利民間団体 「禾苗(フゥミャオ)NET」
-苗(ミャオ)族刺繍を育てる会-
1 設立趣旨:
- 家庭の経済的事情で学校へ通う事の出来ない子供達(苗族女児)を対象に、学費及び生活のサポートをし、廃れ行く苗族伝統技術継承の為、刺繍・織・その他苗族伝統文化の学びの場を提供すると共に、次世代層に広く伝統技術を習得させる。
◇会長:佐藤 みずよ
2 活動内容:
- 貴州省・台江県に設立した「禾苗(フゥミャオ)刺繍学校」の運営
- 苗族文化理解の為の文化講座の実施
- 苗族との交流活動〔サポート頂いている皆様と禾苗刺繍学校を訪れる旅企画等〕
- ニュースレターの発行(1口4回分)
5)会員様宛、年1回の収支報告書発送
3 財源:
- 教育里親会員、一般会員による奨学金(年会費)
- 生徒による刺繍製品の販売
- 古布刺繍、額装品、絵葉書、 等の販売
- 寄付、等
4 会員制度:
教育里親会員と一般会員の二部構成
- 教育里親会員は年間30,000円/1口(12回分)
- 生徒からの手紙と刺繍作品が郵送される(生徒の手紙は、ボランティアーズによって翻訳され、訳文と一緒にお届け致します。)※可能な限り翻訳は各自にてお願いする様、御協力を呼掛けております。
- ニュースレター(メール若しくは郵送)が送付される
- 一般会員は年会費2,000円/1口(4回分)
- ニュースレター(メール若しくは郵送)が送付される※2007,9~原稿を禾苗の生徒に執筆させている事から、不定期になっておりますが、1口で4回分お届け致します。
- ボランティアーズ(非会員含む)は適宜活動に協力して頂く。
4-1 教育里親制度について:
「禾苗(フゥミャオ)刺繍学校」の運営にかかる費用を御負担頂く
- 里親(個人または団体)は年間30,000円/1口を支出して頂く。〔在学生は小学1年生から高校3年生迄が対象であり、例えば、公立小学校生徒一人あたりの一ヶ月必要経費は500~700元(7千円~1万円)相当(学年や季節及び特別出費等で変動的)⇒ 年間8万5千円~12万円〕従って、3人~5人の里親で一人の子供のサポートをして頂く。※口数:例えば4口お申し込みの場合は4年分お預かりしたものとさせて頂きます。(年会費は基本的に一括払いとさせて頂きますが、分割ご希望の場合は別途御相談下さい。)
尚、教育里親(サポート会員)の総数で学生の受け入れ人数が決定されますので、最低5年間をめどに、
中・長期でサポートして頂く事を予めご理解の上お申し込み下さい。
〔ご理解下さい〕
- 教育里親には予め特定の生徒の里親になって頂きますが、やむを得ずその子が途中退学した場合(この学校に集う生徒達はそれぞれに家庭の事情を抱えています。本人の在校希望とは裏腹に辞めていかざるを得ない生徒もおります)には、引き続き別の生徒及び新入生の里親になって頂き、学校全体の生徒を皆で支えるという趣旨に予め御理解とご了承を頂戴致します。
- お振込み確認手続き作業の関係上、口数及びお振り込み金額と振り込み日を必ず、ご連絡下さいますようお願い申し上げます。 ご連絡頂けませんと確認及び作業が出来ず、ご迷惑をお掛けしてしまう事にもなりかねませんので、何卒御理解下さいますようお願い申し上げます。(※お振込み、その旨のご連絡も頂いているにも関わらず、こちらからのお礼メール等が届かない場合は、お振込みのご連絡自体が届いていない可能性がございます。その際には時間をおいて再度確認のメールか、お電話でお問い合わせ下さいませ。
- ※教育里親会員1口30,000円は1年間分(12回分)の会費です。更新期が近づきますとこちらから(メール若しくはお手紙で)お知らせさせて頂きます。継続して更新して頂ける際も上記と同じ手続きをお願い申し上げます。
- 支出費目は下記の通り
- 学費(公立学校入学費、授業料、教科書その他教材購入費等)
- 生活指導教師、刺繍教師及び歌踊教師の給与
- 生活費及び宿舎費用(教育環境整備費、宿舎環境整備費、食費、光熱費、水道、ガス、医療費、雑費)
- 通信費
- その他
- 御希望の方には刺繍を製品化して送付致します。(別料金)
- 里親が個人的に現地を訪問し、里子と交流する場合は、あらかじめ事務局にご連絡下さい。
- 現地情況等、必要に応じてお手伝いさせて頂きます。
4-2 一般会員について:
年会費2,000円(4回分)によって「禾苗刺繍学校」の運営にかかる一部費用を負担して頂く
〔ご理解下さい〕
- お振込み確認手続き作業の関係上、口数及びお振り込み金額と振り込み日を必ず、ご連絡下さいますようお願い申し上げます。 ご連絡頂けませんとお振込みの確認及び作業が出来ず、ご迷惑をお掛けしてしまう事にもなりかねませんので、何卒御理解下さいますようお願い申し上げます。
- ※一般会員1口2,000円は1年間分(4回分)の会費です。更新期が近づきますとこちらから(メール若しくはお手紙で)お知らせさせて頂きます。継続して更新して頂ける際も上記と同じ手続きをお願い申し上げます。
4-3 ボランティア部会について:
ボランティアは会員及び非会員によって構成され、生徒および里親の手紙の翻訳・発送、ニュースレターの準備・発送、各種文化講座および交流活動実施にかかる準備・運営、生徒の刺繍作品加工などを行う
5 ご寄付について:
ご寄付は随時受け付けております
〔ご理解下さい〕
- ・お振込み確認手続き作業の関係上、お振り込み金額と振り込み日を必ずご連絡下さいますようお願い申し上げます。 ご連絡頂けませんとお振込みの確認及び作業が出来ず、ご迷惑をお掛けしてしまう事にもなりかねませんので、何卒御理解下さいますようお願い申し上げます。
6 途中退会について
- 途中退会をご希望の方は、お問合せフォームよりご依頼ください。ただし、途中退会の場合も、会費のご返金はいたしかねます。予めご了承下さいませ。
- 更新を機に退会をなさる場合は、更新のご案内に対し、更新をしない旨のご返信をお願いいたします。
7 入学から卒業までの流れについて:
- 入学資格:
- 家庭の経済的事情で学校へ通う事が困難である苗族女児
- 小学校1年生~高校3年生
- 集団寄宿生活に適応できる事
- 苗族刺繍を愛し、習得意欲が強い事
- 生徒募集、選抜は現地協力団体が行い、基本的に高校3年生卒業までサポートする(状況によっては大学迄サポート)
- 刺繍班はその技術により初級、中級、上級に分類し、生活補助費をそれぞれ50元、80元、100元とする。進級は刺繍技術担当者によって、技術レベルチェックが行われ、決定する。
- 刺繍学校内学習科目:数十種類の刺繍、織り、染め、苗族文化(踊り・歌)など
- 寄宿制で、平日は公立学校へ通い、土・日・祝日等に、苗族伝統文化を習得する。
8 現地協力団体の担当事項:
- 生徒募集、選抜
- 生活面、学習面での環境整備及び管理監督
- 生徒の健康管理
- 一ヶ月に一回、生徒の刺繍と里親に宛てた手紙をとりまとめ、事務局まで送付
- 生徒数のバランス調整
- 月一回の会計報告及び教学報告
- 事務局との定期連絡
9 今後の計画:
- 刺繍学校関連
- 子供達の生活環境、条件の更なる整備を行う
- 刺繍販路の更なる確保
- 刺繍工房の設立〔蚕の飼育、糸紡ぎ、植物等による糸の自然染め、刺繍、織り、全ての工程を自然及び手仕事で完結する工房を目指す〕
- 地域における刺繍振興のための展開
- 現地政府へも働きかけ、刺繍学校に対する理解の向上並びにより現地に根付いた刺繍学校にすべく努力する
- 刺繍熟練者の定期収入の確保及び、地域における刺繍ネットワーク作り⇒技術の高い地元の住民とのフェアトレードの構築。
- 現地での刺繍博物館の創造。及び、次世代層が刺繍に触れる機会を創出する
- 一般苗族小中学生の為の無料の「刺繍クラブ」を開設し、早期より刺繍に親しむ環境を創出、更に広く伝統技術伝承に努める
- 会員関連
- 会員および一般対象に交流ツアーを実施し、草の根レベルの交流を深める
- 毎月送付される生徒の作品および卒業作品の記録管理
- その他
- 中国、日本各地、世界各国にて苗族とのコラボレーションによる苗族刺繍展示会の開催
- 各国より刺繍留学生の受け入れ