新・里親制度

皆さんは素晴らしい伝統民芸である「苗(ミャオ)刺繍」をご存じでしょうか?

この見事な手技が、後継者不足により伝承の危機に直面しています。
この美しい技を、皆の力で後世に繋いでゆきましょう。

2012年5月より、第2期 里親会員募集をスタート。 ご都合に合わせた支援のスタイルをご用意しています。※2016,8,8現、 新規受付を終了致しました。

  • 準・教育里親会員 1口 10,000円/年 ※中・長期でサポート頂ける方。※2016,8,8~新規募集を締め切っております。
  • 中国語の翻訳ボランティアさん随時募集中!!
  • 教育里親会員は、2012年4月を持って、募集を締め切っております。
 ※刺繍学校移転に伴い、運営を現地主導に移行の為、2016,8,8をもって、会員(準・教育里親/教育里親/一般会員)新規受付は終了とさせて頂きます。

会員登録にお進みになる方はこちらからお進みください。

ミャオ族刺繍を育てる会 会員・ボランティア登録フォーム

非営利民間団体 「禾苗(フゥミャオ)NET」-苗(ミャオ)族刺繍を育てる会-

1 設立趣旨:

家庭の経済的事情で学校へ通う事の出来ない子供達(苗族女児)を対象に、学費及び生活のサポートをし、廃れ行く苗族伝統技術継承の為、刺繍・織・その他苗族伝統文化の学びの場を提供すると共に、次世代層に広く伝統技術を習得させる。

◇会長:佐藤 瑞代

2 活動内容:

  1. 貴州省・台江県に設立した「禾苗(フゥミャオ)刺繍学校」の運営サポート(2012年5月より施洞移転に伴い、運営を現地にシフト化しております)
  2. 苗族文化理解の為の文化講座の実施
  3. 苗族との交流活動〔サポート頂いている皆様と禾苗刺繍学校を訪れる旅企画等〕
  4. ニュースレターの発行(1口4回分)
  5. 会員様宛、年1回の収支報告書発送

3 財源:

教育里親会員、準・教育里親会員、一般会員による奨学金(年会費)

  1. 生徒による刺繍製品の販売
  2. 古布刺繍、額装品、絵葉書、 等の販売
  3. ご寄付、等

4会員制度:

2016年8月をもって、会員「準・教育里親」新規受付を終了致します。(2016,7以前にご登録の方は、ご継続頂けます。)

2012年5月以降のご登録は、「準・教育里親」と「ボランティア」を受付いたします。

2012年4月以前に、「教育里親会員」と、「一般会員」にご登録の方は、同支援コースを継続いただけます。

  1. 「準・里親会員」は年間10,000円/1口
    1.  ニュースレター(メール若しくは郵送)が送付される※1口で4回分お届け致します。
  2.  ボランティア(非会員含む)は適宜活動に協力して頂く

4-1 「準・教育里親会員」 制度について:(2012年5月より新設)※2016,8,8新規受付を終了致しました。

「禾苗(フゥミャオ)刺繍学校」の運営にかかる費用を一部御負担頂く

  •  準・里親(個人または団体)は年間10,000円/1口を支出して頂く。
  •  この制度は特別な特典(生徒との手紙・作品のやり取り)は無く、学校の趣旨に賛同して頂いた方にお願いするものです。刺繍学校を、そしてそこに集う生徒達を支えているというそのお気持ち、半ば寄付に近いものとご理解下さい。

尚、教育里親、準・教育里親(サポート会員)の総数で学生の受け入れ人数が決定されますので、最低5年間をめどに、中・長期でサポートして頂く事を予めご理解の上お申し込み下さい。

  •  ※準・教育里親会員1口10,000円は1年間分の会費です。更新期が近づきますとこちらから(メール若しくはお手紙で)お知らせさせて頂きます。継続して更新して頂ける際も上記と同じ手続きをお願い申し上げます。

4-2 「ボランティア部会」について:

ボランティアは会員及び非会員によって構成され、生徒および里親の手紙の翻訳・発送、ニュースレターの準備・発送、各種文化講座および交流活動実施にかかる準備・運営、生徒の刺繍作品加工などを行う

5 「ご寄付」について:

禾苗の子供達、そして刺繍学校運営費に活用させて頂きます。尚、ご寄付は随時受け付けております

6 途中退会について

  •  途中退会をご希望の方は、お問合せフォームよりご依頼下さい。但し、途中退会の場合も、会費のご返金は致しかねます。予めご了承下さいませ。
  •  更新を機に退会をなさる場合は、更新のご案内に対し、更新をしない旨のご返信をお願い致します。

7 入学から卒業までの流れについて:

入学資格:

    1. 家庭の経済的事情で学校へ通う事が困難である苗族女児
    2. 小学校1年生~高校1年生
    3. 集団寄宿生活に適応できる事
    4. 苗族刺繍を愛し、習得意欲が強い事
  1. 生徒募集、選抜は現地協力団体が行い、基本的に高校3年生卒業までサポートする(状況によっては大学迄サポート)
  2. 刺繍班はその技術により初級、中級、上級に分類し、生活補助費をそれぞれ50元、80元、100元とする。進級は刺繍技術担当者によって、技術レベルチェックが行われ、決定する。
  3. 刺繍学校内学習科目:数十種類の刺繍、織り、染め、苗族文化(踊り・歌)等
  4. 寄宿制で、平日は公立学校へ通い、土・日・祝日等に、苗族伝統文化を習得する。

8 現地協力団体の担当事項:

  1.  生徒募集、選抜
  2. 生活面、学習面での環境整備及び管理監督
  3. 生徒の健康管理
  4. 生徒数のバランス調整
  5. 月一回の会計報告及び教学報告
  6. 事務局との定期連絡

9 今後の計画:

  1. 1. 刺繍学校関連
    1. 子供達の生活環境、条件の更なる整備を行う
    2. 刺繍販路の更なる確保
    3. 刺繍工房の設立〔蚕の飼育、糸紡ぎ、植物等による糸の自然染め、刺繍、織り、全ての工程を自然及び手仕事で完結する工房を目指す〕
  2. 地域における刺繍振興のための展開
    1. 現地政府へも働きかけ、刺繍学校に対する理解の向上並びにより現地に根付いた刺繍学校にすべく努力する
    2. 刺繍熟練者の定期収入の確保及び、地域における刺繍ネットワーク作り⇒技術の高い地元の住民とのフェアトレードの構築。
    3. 現地での刺繍博物館の創造。及び、次世代層が刺繍に触れる機会を創出する
    4. 一般苗族小中学生の為の無料の「刺繍クラブ」を開設し、早期より刺繍に親しむ環境を創出、更に広く伝統技術伝承に努める
  3. 3. 会員関連
    1. 里親会員及び一般会員対象に交流ツアーを実施し、草の根レベルの交流を深める
  4. 4. その他
    1. 中国、日本各地、世界各国にて苗族とのコラボレーションによる苗族刺繍展示会の開催
    2. 各国より刺繍留学生の受け入れ

ミャオ族刺繍を育てる会 会員・ボランティア登録フォーム