初めての出会い VOL.2
7月9日(土)
爽やかな朝だ。 『爽やかな朝の食事は外で食べるに限る』って、 誰か言ってた?言ってなーい。 言ってなくったって、そう、外に限るのです。 朝食は『筋肉まん組』と『朝からラーメン組』に分かれました。 『筋肉まん組』は肉まんと、ザー菜まん。 (0.5元/個)、 安くておいしい事請け合い! 『朝からラーメン組』は、好みの具をトッピングして食べるラーメン。 ピリカラで美味しくて、朝からラーメン、思わず食べあげてしまいました! (4元/碗)
午前中は例の刺繍マーケットへ! もう顔見知りの苗さん達も沢山買い付けに来ていました。
里親さんや里親さんのお友達からも沢山のプレゼント!有難うございました! 皆大喜び! 里親さんそっちのけ、皆で分けていました(笑)。躾 がなっていなくて、ごめんなさい。可愛いから許して~。
そして、子供達の用意してくれたお昼ごはんを皆で頂きました。 メニューは各種特製炒め物と、夏にはかかせない苗族料理の酸湯。 これは野菜の入ったスープで、夏には冷やして食べます。 木姜子(レモングラスのような香り)の香りが、益々食欲を掻き立てます。 暑い時でも、これで、ご飯がすーっすーっすーっで、食べ過ぎちゃう。 『レストランの料理より美味しいわっ!』と大好評!!! ガンボンガンボーーーン
皆さん、どうかヨロシクお願い致します。
子供達全員集合! 新しい仲間も増えて総勢8名、 里親の皆さん、有難うございます!
ん? 菜がいない。。。 実は、菜は今、北京にいるのです!
菜と新はご存知の様に、皆と小学校へ通う事になり、6年生に編入しました。年齢は菜-19歳、新-18歳にも関わらず小さい子供達と机を並べ、頑張って勉強しました。学校へ行く事は彼女達の夢でもあり、頑張りました。 でも、やはり無理がありました。二人から『せっかく、学校へ通う機会をもらったのに、本当にごめんなさい。 どうしても勉強についていけません。出来ればもう学校へは行かず、その代り一生懸命、刺繍やその他の事を勉強したいです。』という話が少し前にあり、僕らは納得した。 彼女達はもう18歳、19歳。 無理に小学校へ行かせるより、彼女達が勉強したい事をさせてあげる事に。
そして、本人の希望もあり、菜は北京へ来る事になりました。 子供達が作った刺繍の発表の場としてオープンしたM‘sで働く事になったのです!始めはお店への道を迷ってしまって辿り着けずに泣いた事も。 でも、沢山の苗族北京組の先輩達と一緒に暮らし、刺繍学校唯一の1期生、菜は、お店でもその手仕事ぶりと頭の良さを発揮! これには瑞もパートナーのMIEさんも嬉しびっくり!心底純粋な菜が、北京で多くの事を学び、存分に力を発揮し、大きく羽ばたく事を心から祈ってます。
今、M’sへ行くと、もれなく元気な菜に会えます!(笑)
今回、菜から皆への手紙を携えて来ました。 『私は北京に来て、分らない事だらけで迷子になりました。 本当に私は何も出来ないのです。 だから、皆、刺繍学校で一生懸命に色々な事をしっかり勉強しなさい』って。 それを宋小英が皆に読んで聞かせてあげました。。。
その後、子供達が刺繍の実演を。 そして一緒に折り紙を折ったり。。。
みんなで刺繍博物館へ ここは明の時代の建物というから少なくとも400年!?
そして、子供達の通う小学校へ
夜は恒例の宴です!
飲んでます。 このお酒、かなりきついのです。お付き合い頂きまして、有難うございました。
そして、こちらからの返歌です。 皆で日本の歌を歌ってお返しします。子供達、日本の歌 大好きです。
踊ります。
苗版・東方ディスコダンスや鳥の踊り、インディアンウォーキングダンスみたいなものも。里親さん、日舞の先生による阿波踊りも皆で踊ったんです!
『手はこうやって、天をかき回す様に、視線は足元ちょっと先を見てー』皆で踊ると、ホントに楽しいにゃー
こうして、楽しかった1日は、あっという間に過ぎ、ここで子供達とお別れです。
『もう、皆さん帰るよ。お見送りね』って言っているのに、『待ってー』って。 実は北京にいる菜に手紙を書いていたのでした。
帰り際、新が、自分で作った刺繍を里親さんにプレゼント。 グッときます。 ぐすっ。。。
後ろ髪を引かれながら我々は凱里へ向かいます。。。 皆、元気でね。 また来るね。
この9月、宋小英は中学校3年生に、紅春と春蘭は中学校1年生、小英、田静は小学校5年生、
春美は小学校2年生、劉チョンは高校3年生になる予定です。
菜はM‘sで、新は刺繍学校で頑張ります。
〔刺繍学校 クラス分け〕
高級班 なし
中級班 新、宋小英(進級)、劉チョン(新入生)
初級班 紅春、春蘭、小英、春美(新入生)、田静(新入生)
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