子供達の故郷へ VOL2

2日間、刺繍卸市場へ行ったけど、まだまだ素敵な刺繍君がいますなー。 (刺繍の値段はここ数年で急上昇。以前は何百円で買えたものが今は何千円に。数万円から数十万円もするものも多い。その手間、芸術性、 希少性を踏まえると、やっと適正な価格になったといえるのかもしれない)

でもねー、本当にまれにこんなこともある。
うわっー この刺繍君、いいなー、200元くらいするのかなー、もっと高いのかなーと思って値段を聞く 『いくら?』 『90元』  :‐) もう心の中でやんややんやの腹踊り。 調子にのって 『30元でどう?』
『安すぎるゾー。 70元でどう?』 『んじゃー 50元』 『しゃーないなー。 そのかわりまた来てね』  うれひ~ぴょーん! (もちろん彼らも自分が仕入れた価格を割って売ることはない)
ミャオも『ありがとう!』と喜んでくれて、そうやってたまーに安く素敵な刺繍君が手に入ると、嬉しくて嬉しくて、他のミャオに見せびらかす。 でも、見ていると他のミャオも僕と同じみたい。

そんなワンダーランドに後ろ髪を引かれながら、8月14日(土)、刺繍学校のある台江へ、いざやいざいざ~。  乗合バスで約1時間ちょっと、 10元です。 子供達、いるかなー。
学校の管理者、馮金国には何度も電話をかけているけど、相変わらず『電波の届かない所に…』

ホテルは時々利用する電力賓館。 フロントのお姉さん、子犬を抱えたままお昼寝中。 ワンちゃんが、『ウーッ』と唸ってやっとお目覚め。  でも起こされて機嫌悪そう、1泊60元だと言って譲らない。 前はもっと安かった、他のホテルを探そうかと思ったけど、外は雨模様。 ちょっと疲れていたのも手伝って、『まっ、いいか』で、チェックイン。 お姉さん、外国人用の登記表にパスポートの内容を書こうとするけど、難しそう。 『我来?(私が書こう)』と手伝ってあげたら、50元になった。ネーちゃん、いいとこあるじゃんかー!

午後2時頃、刺繍学校へ行ってみる。 窓は空いている、でも鍵がかかってる。 ドアをコンコン叩いても返事がない。 昼寝かなー 水を担いで来た近所のおばさんが、水を担いだままこちらへ突進してくる。(誰かが困っていると、様子をみてからでなく、 すぐに突進して来てくれるのがミャオです。) 『いるはずよー オーイ ドンドンドンドンとドアを叩いてくれるけれども返事なし。 『多分街に出かけたんだよ、またおいで』 『……』

で-、『きっと何とかなるさ』の旅だったので何とかなりました。 7人の子供達のうち、3人(サン、BAN、ソウ)は家の都合で週末、家に帰っていましたが、写真左から菜(ツァイ)、英(イン)、紅春(ホンチュン)、 新(シン)がいて、馮金国もちょうど今日、出張から帰って来て、先生や皆で食事をしました。 そして、学校で習った苗歌を歌ってくれました。 みんな元気そう!   でも菜(ツァイ)がやけに可愛くなったのが気になります。刺繍学校で一番長い(3年半)菜(ツァイ)はもう18歳。 お嫁に行く日が近いのかな…

 

子供達と~
子供達と~

 

笑う馮金国と、飲まされる弟、馮金勇。
笑う馮金国と、飲まされる弟、馮金勇。

 

英(イン)は頭の良いとっても明るい子、体は小さいけど、よ-飯つぶ食いますねん。 その謎は後ほど解き明かされます。 紅春(ホンチュン)は、この春入ったばかり。両親を早く亡くしてしまった、とても気の小さい子。先日も会食で、知らない人が多かったので、 突然泣き出してしまったそうです。 今日は笑顔が見られました! 新(シン)は踊りが大好きな今どきの女の子。デジタルカメラを渡したら、結構良い写真を撮りました。芸術的な才能があるのかも。  もっと子供達に色々な機会を与え、それぞれの才能を伸ばしてあげなければ、と改めて思いました。

なんか、凄い料理が出てきました。 聞いてみるとゴキブリではなく『ダーピーチョン』という山にいる虫、とても栄養があって老化防止になるとか。 抵抗あったけど食べてみるとまあまあ食べられる。 老化防止かー パクパクパクパク。 

 

これは何でしょう?
これは何でしょう?

 

でも気になるー。 これ、いったい何の虫? 『おならがくさい』って!? ダーピーチョン=打屁虫!?  屁っこき虫!?  カメムシだ~!!!   この年になってカメムシをパクパク食べることになるとは…  楽しいやら悲しいやら。

人生、本当に何が起こるかわかりませんね。 あー楽しい!

さて、明日はいよいよ菜(ツァイ)と英(イン)の村を訪ねることに!            by 雅