Collection #0002 黄平(ホアンピン) 衣装(背中)or背帯(背当て)一部
当コレクションの中でも1・2を競う細かさなのがこの黄平の刺繍。
・・・これは黄平地区の民族衣装の背中、若しくは背帯の背当て部分の刺繍部と思われます。
見事な亀甲模様の中はびっしりと十字繍で埋め尽くされています。その細かさたるや・・・
※定規の単位は㎝
お分かり頂けるでしょうか???1つの亀甲の大きさは4㎝。中を埋め尽くす十字繍は・・・
※ルーペ内の定規の単位は㎜
ご覧の通り、1㎜以下の小ささ・細かさなのです(驚!!)
織地の経糸と横糸の布目を見ながら下絵もなく裸眼で刺してゆくのだそうです。
用途・機能 | 衣装(背中部)or背帯(背当部) |
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地域や支族 | 黄平(ホアンピン) |
主な刺繍技法 | 十字繍(シーズゥシュウ) |
主な素材 |
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主なモチーフ | 蝶 |
年代 | 1900-1950年頃 | 備考 | 蝶を抽象化したデザイン |
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