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3年目の学校訪問その1 ―現地管理担当者登場の巻―

剛

菜

嫦
すっかり大人っぽくなった剛 しっかり者で皆の要!菜 子供好きな嫦

英

Ban
Ban
紅 陽(13)
おちゃめな英 何でも出来る!頼もしいBan 里帰り中~

 

10月1日の国慶節(建国記念日)休みを利用して行って参りました!台江の禾苗(フゥミャオ)刺繍学校~♪ 今年で3年目の訪問となります。
今回の目的は「大改革」!?こうして3年目を迎える事が出来ました刺繍学校ですが、やはり沢山の問題や課題が。。。 気合を入れての訪問でした。その気合の成果か??今回は盛り沢山の旅となりましたので小分けにしてご報告~
まずはやはり最大の難問であった、現地の管理責任者。要となるこの問題・・・設立当初からその役目を勤めてくれていたのは馮金国。彼は確かに頑張ってくれています。彼がいなければ今日のこの日はなかった。しかし、彼はなんとも忙し過ぎる。 藍染工場の工場長をしていた彼はこの3年間で政府の仕事に就きました。毎月の総括的な取りまとめは可能でも日々の子供達の管理をすることは不可能でした。本当ならば我々が現地に入って一緒に、というのが理想では有るのでしょうが現実的ではありません。 では子供達を眼の届く北京に・・・と言う案も。しかし、刺繍の産地・地元でその環境と人々と共に、というのが我々のコンセプト。 この点ではいつもいつも葛藤が有りました。しかし!!今回はその点に希望の光が!!!邰(Tai)先生の登場です。 彼女はかつて藍染工場で15年間働いていた経験を持つ、ただ今専業主婦。学校の近くに住んでおられ、子供達の管理を快く引き受けてくれたのです!! 既に子供達との信頼関係や相性も良好!!お会いしてその人柄の良さにどれだけ嬉しかった事か。子育ての為工場を退いた そうですが、そのお子さんも既にもうすぐ2歳。刺繍学校の娘達にとっては妹状態。彼女は甘え放題(笑)。皆に可愛がられていました。
あ~色んな意味での心配ごとが少し晴れた思いでした。さぁ~これで刺繍学校も第2ステップ。 予てから考えていた、刺繍技術の習得にプラスして、彼女達の自立・自信に向けてのチャレンジです。それは市場に出せるものを 作って行くこと。この計画は当初から有ったのですが、こればかりは現地との密な連絡とそれ相応の意識が必須でした。 今回邰先生にお会いし、GO出来そうな期待感有り!とみました。早速この日のために用意しておいた素材とデザインを北京から 持ち込み先生との打ち合わせの後、子供達に渡して来ました。持ち場持ち場で、私は自分が欲しいと思うものを提案し、子供達には 心込めた作品としての刺繍をさしてもらい、それをここ北京でプロに製品加工してもらう。
簡単にいかない事は承知済みです。なにせ素人のする事ですから(冷や汗)でも、楽しみながらあせらずトライ!最終的には我々が求めている完全自然素材・天然染料・心のこもった手仕事作品目指してがんばろぉ~オ~!!

Tai老師
Tai老師

熊 佳麗
熊 佳麗
頼りにしてまっせ~邰老師!! 邰老師の娘さん♪

皆でワイワイ相談中~
皆でワイワイ相談中~

菜と剛はしっかり者で頼りになる1期生
菜と剛はしっかり者で頼りになる1期生

デザインについてどれどれ。。。
デザインについてどれどれ。。。

英はいつも笑ってる♪
英はいつも笑ってる♪

Banは織りもスイスイ
Banは織りもスイスイ

カエルの歌が~♪
カエルの歌が~♪

皆良く食べます!!
皆良く食べます!!

苗歌披露~
苗歌披露~

P.S.予告~♪大イベント!!2年間という就学期間を頑張った子に社会見学「北京の旅ご招待」というプレゼント企画があるのです。 今回該当者が2名!1期生の菜(ツァイ)と剛(ガン)。2年前の写真と見比べると明らかに大人になりました。この二人、今月の23日、邰(Tai)先生の引率で北京にやって来ます。台江から外に出た事もない2人。この大都会北京で何を見、感じるのでしょうか!そのお話は又今度。お楽しみに~